SoundCloudでは、アーティストが自分のトラックをダウンロードできるかどうかを決めることができます。しかし、すべてのトラックにこのダウンロードオプションがあるわけではなく、オプションがある場合でも、WAVやMP3など望むオーディオファイル形式を入手できないかもしれません。
WAVが非圧縮の形式で、音質にこだわる音楽好きや、SoundCloudの音楽をミックスや編集に活用したいプロのDJや音楽制作者にとっては、どうしてもWAVで保存したいというニーズが強くあります。では、SoundCloudの音楽をWAV形式で保存するにはどうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、SoundCloudの音楽を高品質なWAVファイルでダウンロードする裏技を徹底解説します。初心者でも簡単にできる方法なので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
パート 1. ViWizardでSoundCloud音楽をWAVでダウンロード
複数の音楽変換ツールの中で、ViWizard SoundCloud Music 変換ソフトが多くのユーザーから選ばれている理由は、その使いやすさと高機能性にあります。特にSoundCloudの音楽をWAV形式で保存したい人にとって最適なソリューションです。
ViWizard SoundCloud Music変換ソフトはSoundCloudだけでなく、ほかの8つのストリーミングサービスから曲、プレイリスト、アルバムなどを変換・ダウンロードできるオールインワン変換ソフトです。ViWizardでSoundCloudを選択してログインすれば、内蔵SoundCloudウェブプレーヤーから簡単に曲を追加してダウンロードできます。
ViWizardを使えば、無料プランでもSoundCloudからすべての曲、アルバム、プレイリストなどをダウンロードできます。出力形式は、WAV・MP3・AIFF・FLAC・M4A・M4Bに対応しており、自分のニーズや好みに合わせて自由に選択できます。また、最大22倍速という高速変換機能により、複数の曲を一括で変換しても時間がかかりません。もちろん、音質の劣化を心配する必要はありません。ViWizardは完全にオリジナル音源の音質を保ったまま変換できるため、WAV形式での保存でも高品質なサウンドを楽しめます。さらに、曲名・アーティスト・アルバム・ジャンルなどのID3タグ情報も自動で保持されるので、後からライブラリを整理するのもとても簡単です。

- SoundCloudの楽曲をMP3、AIFF、WAVなど多様な形式に高速変換
- 曲名、アーティスト、アートワークなどのID3タグを完全保持
- プレイリスト全体を数分で一括変換できる高速バッチ処理に対応
- 広告やストリーミング制限を解除し、快適な再生を実現
Step 1出力フォーマットをWAVに設定
まずはViWizardを起動し、右上にあるメニューアイコンをクリックして「環境設定」を開きます。「出力形式」セクションでWAVを選択し、保存先や音質なども必要に応じて設定しておきましょう。これで、ダウンロードした音楽がWAV形式で保存されるようになります。
Step 2ViWizardでSoundCloudを選択してログイン
ViWizardのメイン画面に表示される内蔵ストリーミングサービス一覧からSoundCloudを選択します。すると内蔵のSoundCloudウェブプレーヤーが起動するので、ここで自分のアカウントにログインしましょう。
Step 3WAVで変換したいSoundCloud曲などを追加
SoundCloudをブラウズして、変換したい曲・アルバム・プレイリストを開きます。 画面下部に表示される「+」ボタンをクリックすると、自動的に音楽の分析が始まります。新しく表示されるポップアップウィンドウには、検出された音楽リストが表示され、すべて選択することも、個別に選ぶことも可能です。選択後、「変換リストに追加」ボタンを押しましょう。
Step 4SoundCloud音楽をWAVでダウンロード
「変換リスト」セクションに追加された曲を確認したら、右下にある「変換」ボタンをクリックして、WAV形式での変換とダウンロードを開始します。変換が完了し、指定したフォルダに高音質なWAVファイルが保存されます。
パート 2. AudacityでSoundCloud音楽をWAVでダウンロード
ViWizardのような変換ソフトのほかに、もうひとつの方法として注目されているのが、音声録音ソフトを使うことです。中でも無料で使える人気ツールが、Audacity(オーダシティ)。Audacityは、Windows・Mac・Linuxに対応したオープンソースの音声編集・録音ソフトで、初心者からプロまで幅広く利用されています。SoundCloudと直接に連携しなく、デバイスで再生中のSoundCloud音楽をリアルタイムで録音し、そのままWAV形式で保存することが可能です。ただし、リアルタイムのため、速度が非常に遅いです。
インストールも簡単で、完全無料なのが大きな魅力です。ここでは、Audacityを使ってSoundCloud音楽をWAVで録音・保存する手順をわかりやすく解説していきます。
- お使いのシステムに応じて、Audacityの公式サイトからソフトをダウンロードし、パソコンにインストールします。
- Audacityを起動し、画面上部の「編集」から「環境設定」を選択します。Windowsの場合は「Windows WASAPI」と「スピーカー(ループバック)」を選ぶと、PCで再生される音を直接録音できます。
- Audacityでの準備ができたら、ブラウザでSoundCloudウェブプレーヤーを開き、録音したい曲のページを準備しておきますが、まだ再生しないでください。
- Audacityの赤い「録音」ボタンをクリックしたあと、すぐにSoundCloudで曲を再生します。リアルタイムで録音が始まります。
- 曲の再生が終わったら、Audacityで「停止」ボタンを押して録音を終了します。
- Audacityでその曲の前後にある不要な部分を削除できます。
- 編集が終わったら、メニューバーにある「ファイル」>「オーディオをエクスポート」>「コンピューターにエクスポート」の順にクリックして、表現された画面で「形式」オプションを見つけて、「WAV(Microsoft)」を選択した後、右下にある「エクスポート」をクリックしてSoundCloud音楽がWAVで保存されます。
パート 3. オンラインツールでSoundCloud音楽をWAVでダウンロード
SoundCloudの音楽を手軽にダウンロードしたい場合、オンラインダウンローダーはインストール不要で便利な選択肢です。インターネット上には多くのSoundCloud MP3ダウンロードサイトがありますが、WAV形式に対応しているサイトはそれほど多くなく、ほとんどがデフォルトでMP3形式のダウンロードとなっています。
そこで、実際に複数のオンラインツールを試して比較した結果、使い勝手の良いSoundCloud WAVダウンロード対応のオンラインツールを2つ見つけました。それぞれの使い方や使用体験を解説するので、自分に合った方法を見つける参考にしてください。
1. Musicverter
Musicverterは、SoundCloudの音楽をMP3、AAC、WAV、FLAC形式に変換できるオンラインツールです。操作はとても簡単で、SoundCloudの曲リンクをコピーして貼り付け、「Download」ボタンをクリックするだけでファイルの変換が始まります。
ただし注意点として、WAV形式でのダウンロードは有料ユーザーのみ対応しています。無料プランではMP3形式でしか保存できないため、音質にこだわる方や非圧縮音源を求める方にとっては制限があります。
- ブラウザでSoundCloudを開き、ダウンロードしたい曲のページを表示します。URLをコピーします。
- Musicverterの公式サイトにアクセスし、検索ボックスに、コピーしたSoundCloudのURLを貼り付けて、「Download」ボタンをクリックします。
- MP3の場合はすぐにダウンロードが始まりますが、WAVの場合は料金プランに進むので、支払い後にWAVファイルがダウンロードできるようになります。
- ダウンロードが完了したら、保存先のフォルダを開き、音質や形式を確認しましょう。WAVは非圧縮なので、ファイルサイズが大きくなる点にも注意してください。
2. Soundcloudrips
SoundCloudRipsは、SoundCloudの音楽だけでなく動画のダウンロードにも対応している多機能なオンライン変換ツールです。音声ファイルはMP3、M4A、WEBM、AAC、FLAC、OPUS、OGG、WAVなど豊富な形式に対応しており、動画ファイルもMP4やWEBMで保存できます。SoundCloudの音源をさまざまな形式で保存したいユーザーにとって、非常に便利なサービスと言えるでしょう。
ただし、広告が非常に多い点には注意が必要です。「Download」などのボタンをクリックするたびに別タブで広告ページが開くため、操作中に煩わしさを感じることがあります。その点さえ気にならなければ、無料でWAV形式の音声を保存できる貴重なオンラインツールとして、一度試してみる価値はあるかもしれません。
- SoundCloudのウェブサイトを開き、対象の曲のURLをコピーします。
- SoundCloudRipsのサイトにアクセスし、まず検索バーの下にあるフォーマットオプションからWAVを選択してください。
- 検索バーに先コピーしたSoundCloud 曲のURLをペーストし、「Download」をクリックします。新しい広告ページが自動的に開くことがありますが、気にせずそのタブを閉じてください。その後、元のSoundCloudRipsのページに戻って下にスライドします。
- オーディオのリンクと形式が表示されていますので、下にある「Download」をもう一度クリックしてWAVファイルのダウンロードが開始されます。広告ページがもう一度開くことがありますが、無視してだけでいいです。
パート 4. まとめ
対応システム | WAV対応 | ダウンロード速度 | プレイリストダウンロード | ID3タグ保持 | 広告 | 広告 | |
ViWizard SoundCloud Music 変換ソフト | Windows/Mac | ✅ | 最大22倍速 | ✅ | ✅ | ❌ | 無料体験版ある |
Audacity | Windows/Mac/Linux | ✅ | 通常録音速度 | ❌ | ❌ | ❌ | 完全無料 |
Musicverter | Web(ブラウザ) | ⚠有料のみ対応 | 通常速度(ネット依存) | ❌ | 曲名 | ✅ | 10ドル/一ヶ月 |
Soundcloudrips | Web(ブラウザ) | ✅ | 通常速度(ネット依存) | ❌ | 曲名 | ✅ | 完全無料 |
SoundCloudの音楽をWAV形式で保存したい方には、使いやすさ・音質・機能性など、それぞれのニーズに合わせた複数の選択肢があります。完全無料録音したい方はAudacity、オンラインで済ませたい方にはMusicverterやSoundCloudRipsといったオンラインツールがあります。ただし、録音ツールの変換速度、オンラインツールの広告や形式制限、安定性の面で注意が必要です。
高音質かつ高速でSoundCloudの音楽をWAV形式でダウンロードしたい方には、やはりViWizard SoundCloud Music 変換ソフトが一番おすすめです。プレイリストの一括ダウンロードにも対応しており、非圧縮のWAV形式で保存できるため、DJや音楽編集を行う方にも最適です。無料体験版があるので、下のボタンをクリックして試みてください!
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