近年来、Apple Musicは世界中の音楽をストリーミングで楽しめる人気の音楽配信サービスとして多くのユーザーに支持されています。日本国内でも、Amazon Musicを上回る利用者数があり、人気はますます高まっています。しかし、Apple Musicで気に入った曲やプレイリストを友達とシェアしたくても、相手がApple Musicのサブスクリプションに加入していない場合は聴くことができません。また、Apple Musicアプリで曲をダウンロードしても、他のプレイヤーで再生したり、USBにコピーしたりすることはできません。これはApple Musicの楽曲にDRM(デジタル著作権管理)がかかっており、自由に使えないよう制限されているためです。そんなときに便利なのが、「Apple Musicを録音」という方法です。
本記事では、Apple Musicの楽曲を高音質で録音・保存する方法を9つ厳選し、PCおよびスマートフォン別にわかりやすく紹介します。無料で使える録音ソフトから、有料でも高性能な専用ツールまで、それぞれのメリット・デメリットも詳しく解説します。
パート 1. Windows/MacでApple Musicを録音する
Apple Musicをパソコンで活用している方も多いのではないでしょうか。PCならではの安定した操作性と高音質環境を活かして、お気に入りの楽曲をそのまま録音・保存できます。ここでは、WindowsとMacの両方に対応した録音ソフトを使って、Apple Musicを録音する方法を紹介します。
1. ViWizard Apple Music 録音ソフト
ViWizard Apple Music 録音ソフトは、Apple Musicの楽曲を高音質のまま録音し、MP3やWAVなどの汎用形式に変換できる専門ツールです。Apple Musicのストリーミング再生中にソフトが自動で音声をキャプチャし、曲ごとにに保存できるため、録音作業がとてもスムーズです。曲名・アーティスト・アルバム情報などのID3タグも自動で取得できるので、保存後の管理も便利です。
特に注目すべきは、Apple MusicのDRM保護を回避して、音質を落とさずに録音できることです。操作もシンプルで、初心者でも数クリックで録音を開始できます。WindowsとMacの両方に対応しており、安定した動作で多くのユーザーに支持されています。
- ✔️メリット:Apple Musicの楽曲を高音質でそのまま録音・保存できる、多形式に変換可能、録音速度が速い
- ❌デメリット:無料体験版では録音時間や機能に制限がある
ViWizard Apple Music 録音ソフトを使ってApple Musicを録音する
- まず、公式サイトからViWizard Apple Music 録音ソフトをダウンロードしてインストールします。
- 起動後、内蔵Apple Music Webプレイヤーがあって、自分のアカウントを使ってログインします。
- メニューアイコンをタップし、「環境設定」>「変換設定」タブに進み、出力形式(MP3、FLAC、WAVなど)や保存先フォルダを設定しましょう。
- ブラウザに戻り、録音したい曲やプレイリスト、アルバムを表示します。画面右下の「+」ボタンをクリックすると、ViWizardがトラックを自動で分析します。
- 表示されたリストから録音したい曲を選び、「リストに追加」ボタンをクリックします。選んだ曲が変換リストに追加されます。
- 変換リストに移動し、「変換」ボタンをクリックすると、Apple Musicの音声が高音質のまま録音されます。
- 録音完了後は、「変換済み」タブに保存された曲が表示されます。各曲の横にあるフォルダーアイコンをクリックすれば、保存先フォルダーをすぐに開くことができます。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★★☆(4.5 / 5)
実際にViWizardを使ってApple Musicのプレイリストを録音してみましたが、操作はとても簡単で、数曲を一気にMP3に変換するのもスムーズでした。アーティスト名などのタグもきちんと付いていたのが便利です。そして、一番驚いたのは変換スピードの速さです。録音中も音質の劣化はまったく感じられず、PC初心者の私でも迷わず使えました。「録音=面倒くさい」というイメージがありましたが、ViWizardなら誰でもストレスなく使えると実感しました。
2. Audacity
Audacityは、無料かつオーペンソースの音声録音ソフトとして人気があります。Apple Musicを再生しながら、AudacityでPC内部の音声(システムサウンド)を録音することで、好きな楽曲をWAVやMP3などの形式で保存することができます。
録音だけでなく、無音部分のカット、音量調整などの簡単な編集機能も搭載されており、録音後の操作もこの一つのツールで完結できます。完全無料で広告もなく、コストをかけずにApple Musicを録音したい方に最適です。ただし、DRM保護を解除することはできないため、録音前にApple Musicの音声がPC内部出力として再生されるよう、システム設定が必要な場合があります。
- ✔️メリット:完全無料で利用可能、Apple Musicを含むPCのあらゆる音声を録音可能、編集機能も搭載
- ❌デメリット:曲ごとに分割できない、ID3タグが自動保存されていない、リアルタイムで録音速度が遅い、インターフェースや設定がやや複雑
Audacityを使ってApple Musicを録音する
- まず、Audacityの公式サイトからソフトをダウンロードしてインストールします。Windows・Mac・Linuxに対応しています。
- Audacityを起動し、録音デバイスをPCの内部音声などに設定します。
- Apple MusicアプリやWebプレイヤーで録音したい楽曲を再生します。
- Audacityの「録音」ボタンをクリックすると、再生中の音声がそのまま波形として録音されます。
- 楽曲が終わったら「停止」ボタンを押し、録音データを確認します。編集が不要であれば、「ファイル」>「オーディオをエクスポート」からMP3やWAVなどの形式で保存できます。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★☆☆(3.5 / 5)
Audacityを使って実際にApple Musicの曲を録音してみましたが、初心者の方には少し複雑かもしれません。一度設定してしまえば、音質も十分で、必要な範囲で録音編集ができるのは大きなメリットです。また、録音はリアルタイムで行われるため、変換速度はViWizardのような専用ツールに比べて遅いです。ID3タグが自動的に保存されていませんが、自分で編集できます。完全無料でここまでできるのは非常にありがたく、コストをかけずにApple Musicを録音したい方にはおすすめです。
3. Audials
Audials Musicは、Apple Musicをはじめ、Spotify、Amazon Musicなどさまざまな音楽ストリーミングサービスの音声を録音できるツールです。Apple Musicの楽曲を再生するだけで自動的に認識し、高音質で録音しながらMP3やAACなどの形式に保存できます。
特に優れているのは、録音中に楽曲情報(タイトル、アーティスト名、アルバム情報など)を自動で取得してタグ付けしてくれる点です。大量の曲を保存したいときにも整理がしやすく、後からの手間が大幅に減ります。UIも比較的わかりやすく、音楽録音に慣れていない方でも直感的に操作できます。ただし、有料ソフトであるため、全機能を使うにはライセンス購入が必要です。
- ✔️メリット:複数サービスに対応している、自動でID3タグが保存される、曲を自動的に一つ一つ分割できる
- ❌デメリット:フル機能利用にはライセンス購入が必要、多機能なため初回起動時にやや動作が重いことがある
Audials Musicを使ってApple Musicを録音する
- まずは公式サイトからAudials Musicをダウンロードし、PCにインストールします。
- Audialsを起動し、ホーム画面にある異なる音楽ストリーミングサービスから「Apple Music」を選択します。ウェブプレーヤーあるいはアプリ、出力形式などを設定できます。
- 「Apple Musicを開始」をタップし、Apple Musicにアクセスし、録音したい曲やプレイリストを再生します。
- 楽曲が再生されると、Audialsがそれを自動認識し、リアルタイムで録音を開始します。録音中に曲名・アーティスト情報なども自動で取得され、タグ付きで保存されます。
- Apple Musicでの再生を止まったら、録音が終わると、自動で保存されます。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★★☆(4.2 / 5)
Audialsを使ってApple Musicの曲を録音してみましたが、Apple Musicを連携して音楽再生ボタンを押すだけで自動的に録音が始まり、ID3タグなども認識されているのがとても便利です。一方で、起動に少し時間がかかるのと、機能が多すぎて最初はどこを操作すればいいのか戸惑いました。慣れるまで少し時間が必要かもしれません。また、無料プランではいくつの制限があり、フル機能や無制限の録音を使いたい場合、永久ライセンスを購入する必要があります。とはいえ、一度使い方を覚えれば、Apple Musicの録音には非常に頼れるツールだと感じました。
4. Apowersoft
Apowersoft オンライン音声録音フリーソフトは、ブラウザ上で動作する無料の録音ツールで、ソフトのインストール不要ですぐに使えるのが最大の魅力です。特別な設定や専門知識がなくても、Apple Musicを再生するだけで、パソコン内部の音声をそのまま録音することができます。ちょっとした曲の保存や一時的な録音をしたいときに非常に便利で、パソコンの容量を圧迫することなく、気軽にApple Musicの音声をキャプチャできる点が初心者にも人気です。ただし、オンラインツールのため、録音中にインターネット接続が不安定だと影響が出る場合もあるので注意が必要です。
- ✔️メリット:インストール不要、完全無料で利用可能、操作がシンプル、録音後にそのままMP3で保存
- ❌デメリット:インターネット接続が安定していないと録音に影響が出る、録音中に他の通知音やシステム音も入ってしまう可能性がある、ID3タグが付かない、一時間の録音時間制限がある
Apowersoftを使ってApple Musicを録音する
- まず、Apowersoftの公式ページにアクセスします。
- 画面中央の「録音開始」ボタンをクリックします。
- 録音元として「システムサウンド(PC音声)」を選択します。これでApple Musicの再生音だけを録音できます。
- Apple Musicアプリまたはウェブプレーヤーを事前に開いておきます。
- 「録音開始」をもう一度クリックして、「動画を続ける」を選択し、ApowersoftとApple Musicを共有します。
- Apple Music(Webプレイヤーまたはアプリ)で録音したい曲を再生し、Apowersoftが録音し始めます。
- 曲の再生が終わったら「停止」ボタンを押して録音を終了します。録音ファイルはその場で再生・確認でき、MP3などの形式で保存可能です。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★☆☆(3.8 / 5)
Apowersoftを使って、ブラウザ上で録音できる手軽さが印象的でした。特に、ソフトのインストールが不要で、Webページを開いてすぐに録音できるのは、ちょっとした用途には非常に便利だと感じました。録音中の操作もシンプルで、Apple Musicを再生するだけでそのまま録音できるのは初心者にも優しいポイントです。ただし、インターネット接続が不安定だと録音が止まってしまう可能性もあるので、安定したネット環境が必要です。また、ID3タグの自動付与ができません。さらに、録音できる時間には制限があり、1時間以上録音したい場合は専用アプリのダウンロードが必要です。しかし、もしソフトをダウンロードするなら、より高速でID3タグもきちんと保存できるViWizardを試してみるのもおすすめです。
5. OBS Studio
OBS Studioは、主にゲーム実況やライブ配信で使われる無料の録画・録音ソフトですが、Apple Musicの音声録音にも応用できます。パソコン内の音声をキャプチャして高音質で録音できる上、画面録画も同時に行えるため、多機能さが魅力です。無料でありながら高性能なため、Windows・Macの両方に対応しています。ただし、操作がやや複雑で、初心者には最初の設定が難しく感じるかもしれません。
- ✔️メリット:完全無料で使えるオープンソースソフト、画面録画も同時にでき、多機能で汎用性が高い、録音の細かい設定やカスタマイズが可能
- ❌デメリット:初心者には操作や設定がやや難しい、直接音声のみを録音する機能がない
OBS Studioを使ってApple Musicを録音する
- 公式サイトからソフトをダウンロードし、WindowsまたはMacにインストールします。
- 「ソース」欄で「音声出力キャプチャ」を追加し、録音したいPCのシステム音声を選択します。
- Apple Musicの画面を録画しない場合でも、空の画面キャプチャ(例えば黒い画面など)を追加して録画を開始します。
- OBSで録画を開始してから、Apple Musicの曲を再生します。録音が終わったら、「録画終了」を選択してください。
- 別途、動画編集ソフトや音声抽出ツールを使い、録画した動画から音声のみを取り出します。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★☆☆(3.2 / 5)
OBS Studioは無料で多機能な録画ソフトとして知られており、Apple Musicの録音にも活用できますが、音声のみを直接録音できないため、一旦画面録画してから音声を抽出する必要があるのが手間に感じました。とはいえ、無料で高性能なソフトなので、画面録画も同時にしたい場合や細かい設定を行いたい中上級者には向いています。
6. QuickTime Player
Apple Musicの曲を録音したいけれど、新しいソフトをインストールするのはちょっと面倒…そんな方におすすめなのが、Macに標準搭載されているQuickTime Playerです。QuickTime Playerは動画再生だけでなく、実は「音声収録機能」も備わっており、Apple Musicを再生しながら録音することもできます。
ただし、QuickTime Player単体ではMacの内部音声を直接録音することができないため、「BlackHole」や「Soundflower」などの仮想オーディオデバイスをあらかじめ設定しておく必要があります。
これらを使えば、Apple Musicの音声をそのまま録音し、AACやM4A形式で保存することができます。余計なアプリを使わずに録音したい方や、Macに慣れているユーザーにとっては、QuickTime Playerはシンプルかつ無料で利用できる便利な選択肢となるでしょう。
- ✔️メリット:macOSに標準搭載されているためインストール不要、録音ファイルはM4A形式で高音質
- ❌デメリット:単体では内部音声を録音できない、ID3タグを自動で保存できない
QuickTime Playerを使ってApple Musicを録音する
- QuickTime PlayerだけではMac内部の音声を直接録音できないため、まずは「BlackHole」や「Soundflower」などの仮想オーディオデバイスをインストールします。
- 「システム環境設定」>「サウンド」>「出力」で、先ほどインストールした仮想オーディオデバイスを選択します。
- QuickTime Playerを開き、「ファイル」>「新規オーディオ収録」を選択します。
- 録音ボタンの横にある矢印をクリックし、「Soundflower」などの仮想オーディオデバイスが選択されているか確認します。
- Apple MusicのWebプレーヤーまたはアプリで、録音したい曲やプレイリストを再生します。
- QuickTime Playerで録音ボタンを押すと、Apple Musicの音声が録音され始めます。
- 録音を止めたら、ファイルを「保存」して任意の場所に保存しましょう。保存形式はM4Aになります。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★☆☆(3.0 / 5)
QuickTime Playerを使ってApple Musicを録音するのは、思っていたより手間がかかりました。特に仮想オーディオデバイスをインストールして、出力先を切り替える操作は初心者にはハードルが高いと感じました。録音自体は問題なくできたものの、途中で通知音が入ってしまったり、ID3タグが自動で付かないのも少し不便です。録音の音質は高いので、完全無料で済ませたい方や、Macの操作に慣れている人には向いていると思いますが、正直、もっと簡単にできるツール(例えばViWizardなど)を使った方が効率的かなと思います。
7. Chromeの録音拡張機能
「ソフトのインストールは面倒だけど、手軽にブラウザ上で録音したい」という方には、Chromeの拡張機能「ボリュームレコーダー」がおすすめです。これはChromeウェブストアから追加できる無料の拡張機能で、ブラウザ上で再生される音声を直接録音し、MP3あるいはWAV形式で保存することができます。Apple MusicのWebプレイヤーと併用すれば、別途ソフトを使わずとも録音が可能です。
- ✔️メリット:完全無料、Chromeに追加するだけですぐ使える、出力形式と音質を設定できる
- ❌デメリット:ID3タグは自動付与されない、ブラウザでしかできない
拡張機能を使ってApple Musicを録音する
- Chromeウェブストアで「ボリュームレコーダー」を検索し、「Chromeに追加」をクリックします。
- 拡張機能のアイコンをクリックし、設定アイコンをタップして出力形式、最大録音時間なども設定できます。
- Apple MusicのWebプレイヤーで録音したい曲を再生して、「Record」ボタンを押します。
- 再生が終わったら「Stop」ボタンをクリックし、「Save」をタップしてダウンロードし始まります。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★☆☆(3.5 / 5)
ブラウザだけでApple Musicの曲を手軽に録音できるのは、正直すごく便利だと感じました。録音ボタンを押して再生するだけなので、パソコンに不慣れな方でも迷わず使えると思います。音質も予想以上に良く、普段聞く分には十分なレベルでした。ただ、ID3タグが自動で付かないのはやはり不便です。また、表示された録音時間は実際の音楽再生時間がやや一致しないことに気づきました。あくまで「簡易的な録音」として割り切れば、かなり使える拡張機能だと思います。
パート 2. Android/iPhoneでApple Musicを録音する
パソコンではさまざまな録音ソフトが利用できますが、スマートフォンでApple Musicを録音する場合、実は選択肢がかなり限られています。特に、iPhoneや多くのAndroid端末ではシステム内部の音声を直接録音するアプリが制限されており、一般的な録音アプリではうまく音楽を保存できないことがほとんどです。
そこで多くのユーザーが活用しているのが、スマホに標準搭載されている「画面録画機能」です。画面とともに再生中の音声も録音されるため、Apple Musicを再生しながら画面録画を行えば、実質的に楽曲を保存することが可能になります。
1. iPhoneの画面収録
iPhoneには、iOS 11以降から標準で搭載されている「画面収録」機能があります。この機能を使えば、Apple Musicを再生しながら画面と音声を同時に録画することが可能です。 ただし、録画した動画から音声だけを取り出したい場合は、別途音声抽出アプリや編集ソフトが必要になることもあります。Apple MusicをiPhoneで手軽に録音したい方には、この方法が最も簡単かつ確実です。
- ✔️メリット:追加アプリのインストールが不要、Apple公式の機能なので安心して使える、操作がシンプルで初心者にもわかりやすい
- ❌デメリット:録音形式が動画になるため音声だけを取り出すには編集が必要、音質はやや劣化することがある、録画中は他の操作が制限される場合がある
iPhoneの画面収録を使ってApple Musicを録音する
- 画面右上(または下)からコントロールセンターを開き、「画面収録」が表示されていない場合は、追加します。
- Apple Musicを録音時に音が入るよう、ミュートを解除し、音量も確認しておきましょう。
- 画面収録を開始する前に、Apple Musicで再生したい曲やプレイリストを開いておきます。
- 画面右上からコントロールセンターを開き、「画面収録」ボタンをタップします。録画開始とともに3秒のカウントダウンが始まるので、その間にApple Musicの再生画面へ移動できます。
- 録画中にApple Musicの再生を開始すると、音声と画面が同時に録画されます。
- 録音を終えたら、画面左上の赤いバーをタップして「停止」します。録画ファイルは「写真」アプリ内の「ビデオ」に保存されます。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★☆☆(3.0 / 5)
iPhoneの画面収録機能を使ってApple Musicを録音してみましたが、意外と手軽に使えたのが印象的でした。特に、録画開始前に3秒のカウントダウンが表示されるので、Apple Musicの再生画面に切り替える余裕があるのは便利です。録音中は音質も特に問題なく、後から「写真」アプリで確認できるのも安心感があります。ただし、録音されたのは動画ファイルなので、音声だけが欲しい場合は別のアプリで編集する必要があり、少し手間に感じました。また、通知が入ると音や映像に影響が出ることもあるため、事前に「おやすみモード」などを設定しておいたほうが良いです。全体として、ちょっとした用途や短い録音には十分使える方法だと思います。
2. Androidのスクリーンレコーダー
多くのAndroidスマートフォンには、標準で「スクリーンレコーダー(画面録画)」機能が搭載されています。この機能を使えば、Apple Musicの再生画面をそのまま録音・録画することが可能です。アプリのインストールが不要なうえ、操作もシンプルなので、Androidユーザーにとっては便利な選択肢です。
ただし、機種によって内部音声が録音できるかどうかが異なる点には注意が必要です。GalaxyやXiaomi、一部のPixelなどでは「メディア音のみ」を選択できる場合があります。
- ✔️メリット:追加アプリのインストールが不要、操作がシンプル
- ❌デメリット:機種によっては内部音声が録音できない場合もある、保存されるのは動画ファイル、長時間の録音ではバッテリー消耗や端末の発熱が気になる
Androidのスクリーンレコーダーを使ってApple Musicを録音する
- 通知バーを2回スワイプダウンして、「スクリーンレコーダー」アイコンを探します。見つからない場合は「編集」から追加できます。
- 音声設定が選べる場合は、「デバイスの音声」を選択します。
- Apple Musicで録音したい曲やプレイリストを開いて準備します。
- 録画開始までに数秒のカウントダウンがあるので、その間にApple Musicアプリを再生状態にします。
- 録画終了後、自動で端末の「ギャラリー」や「ファイル」アプリに保存されます。
使ってみた感想:
- 筆者の評価:★★★☆☆(3.0 / 5)
実際にAndroidのスクリーンレコーダーでApple Musicの楽曲を録音してみたところ、機種によっては内部音声がしっかり録音できて、意外と音質も悪くないと感じました。録音の操作も非常に簡単で、特にアプリのインストールが不要なのは嬉しいポイントです。 ただし、動画ファイルとして保存されるため、音声だけを取り出したいときには別途変換が必要なのがやや面倒でした。さらに、長時間の録音ではバッテリーの消耗や端末の発熱が気になる場面もありました。より快適で高音質な録音を求める方には、専用ソフトViWizardを使うのもおすすめです。
パート 3. Apple Musicを録音するツールを比較する
ツール名 | 対応デバイス | 録音形式 | 音質 | タグ保持 | 録音速度 | 価格 |
ViWizard Apple Music 録音ソフト | Windows / Mac | 音声ファイル(MP3, FLAC, WAV, M4B, M4A, AIFF) | 非常に高音質 | ✔️ | 最大15x | 有料(無料体験あり) |
Audacity | Windows / Mac /Linux | 音声ファイル(WAV、AIFF、MP3、Ogg Vorbis、FLACなど) | 高音質 | ❌ | 1x | 無料 |
Audials Music | Windows | 音声ファイル(MP3など) | 高音質 | ✔️ | 1x | 有料 |
Apowersoft オンライン録音 | ブラウザ | 音声ファイル(MP3) | 中程度 | ❌ | 1x | 無料(制限あり) |
OBS Studio | Windows / Mac/ Linux | 動画ファイル(音声抽出) | 高音質 | ❌ | 1x | 無料 |
QuickTime Player | Mac | 録音(手動設定) | 中程度 | ❌ | 1x | 無料 |
Chrome拡張 | Chrome拡張機能 | 音声ファイル(WAV/MP3) | 中程度 | ❌ | 1x | 無料 |
iPhone画面収録 | iPhone | 動画ファイル(MP4) | 中程度 | ❌ | 1x | 無料 |
Androidスクリーンレコーダー | Android | 動画ファイル(MP4) | 中程度 | ❌ | 1x | 無料 |
無料でApple Musicを録音したい方は、AudacityやOBS Studioなどがありますが、操作が少し複雑で、録音にも時間がかかります。Apowersoftのオンラインツールや拡張機能はインストール不要で手軽ですが、録音時間に制限があったり、安定性に不安が残ります。画面録画機能も簡単ですが、余計な編集が必要です。
そのため、「できるだけ簡単に、高音質で録音したい」なら、ViWizard Apple Music 変換ソフトが最もおすすめです。録音スピードが速く、ID3タグも自動で付与されるので、初心者でも安心して使えます。多少のコストはかかりますが、手間なく快適に録音したい方には最適です。「迷ったらViWizard」、これが一番失敗のない選択かもしれません。
パート 4. Apple Musicを録音するに関するよくある質問
Apple Musicで曲を流しながら画面録画はできますか?
はい、iPhoneやAndroidの画面収録機能やパソコンでの録画ソフトを使えば、Apple Musicを再生しながら録画することは可能です。ただし、著作権の関係で、録音したApple Musicをあくまで個人利用の範囲に使用しておきましょう。また、画面収録では通知音なども一緒に録音される場合があるため、録音前に機内モードや「おやすみモード」をオンにすることをおすすめします。
Apple Musicを録音するのは違法ですか?
個人で楽しむ範囲であれば違法ではありません。ただし、録音した音源を第三者に配布したり、SNSなどで公開することは著作権侵害となりますので、利用はあくまで自分だけで楽しむようにしましょう。
Apple Musicを録音できるフリーソフトはありますか?
はい、AudacityやApowersoftのオンラインレコーダーなどのフリーソフトで録音することがあります。ただし、これらの無料ツールは操作が少し難しかったり、音質が劣化することもあります。録音速度やタグや音質の保存を求めるなら、ViWizardのような専用ソフトのほうが安心で快適です。
Apple Musicの録音音質はオリジナルと同じですか?
使うツールによって異なります。ViWizard Apple Music 変換ソフトのような高性能ツールなら、音質をほとんど劣化させずに録音することが可能です。逆に、画面録画や一部のフリーソフトでは、多少のノイズが入ったり、音質が落ちることもあります。音質重視の方には、無劣化録音が可能な専用ソフトの使用がおすすめです。
コメントを残す (0)