Spotifyでプレイリストの音楽をシャッフル再生しているときに、「前に流れたあの曲、何だったっけ?」と気になったことはありませんか?実は、Spotifyには再生履歴を確認する機能があり、最近聴いた楽曲やコンテンツを後から簡単にチェックすることができます。スマホやパソコンなど、デバイスによってSpotifyの再生履歴の見方が異なるため、うまく活用すれば聞き逃したお気に入りの曲もすぐに見つけられます。
ただし注意したいのは、Spotifyには再生履歴を完全に削除する機能が現時点では提供されていないという点です。本記事では、Spotifyの再生履歴の確認方法をデバイス別に詳しく解説し、再生履歴を残さない再生方法や、プライバシーを守るための工夫も紹介します。
パート 1. パソコンでSpotifyの再生履歴を見る
Spotifyの再生履歴を見るにはいくつかの方法があります。ホームページの「最近再生したコンテンツ」セクションから最近再生したプレイリスト、アルバム、アーティスト、ポッドキャストなどを見つけることができます。また、最近再生した曲だけを見たら、再生バーのプレイリストキューから確認できます。
1.1 ホームページからSpotifyの再生履歴を見る
- パソコンでSpotifyデスクトップアプリあるいはウェブプレーヤーにアクセスしてログインします。
- 一番上にあるメニューから「ホーム」アイコンをタップしてホームページに入ります。
- ホーム画面を少しスクロールすると、「最近再生したコンテンツ」というセクションが表示されます。
- ここには、最近聴いたプレイリストやアルバム、ポッドキャストなどが一覧で表示されており、クリックすればすぐに再生できます。
- 完全的な再生履歴を見るために「すべて表示」をクリックします。
1.2 Spotifyの再生キューからSpotifyの再生履歴を見る
Spotifyでは、ホーム画面以外にも、再生バーの「キュー(Queue)」アイコンから再生履歴を確認する方法があります。こちらの方が曲単位で再生履歴をチェックできるため、特定の楽曲を探すときに便利です。
- Spotifyのデスクトップアプリを開いてログインします。
- 再生中の楽曲がある場合は、画面下部に再生バーが表示されます。
- 再生バーの右下にある「次に再生」のアイコンをクリックします。これが再生キューのボタンです。
- 上部に「次に再生」「最近再生したコンテンツ」というタブが表示されるので、「最近再生したコンテンツ」を選びます。
- ここには、直近で再生された曲単位の再生履歴が表示されます。曲名・アーティスト名・アルバムアートも確認可能です。
1.3 「Stats for Spotify」ツールからSpotifyの再生履歴を見る
Spotifyの公式アプリやウェブプレーヤーでは、再生履歴の表示には限りがありますが、「Stats for Spotify」という無料の外部ツールを使えば、詳細な再生履歴や自分の音楽の好みを分析することができます。
- パソコンのブラウザから、Stats for Spotifyウェブサイト にアクセスします。
- 「Login with Spotify(Spotifyでログイン)」をクリックし、自分のSpotifyアカウントでログインします。
- ログイン後、「Top Tracks(トップソング)」「Top Artists(トップアーティスト)」「Recently Played(最近再生されたコンテンツ)」などのタブが表示されます。
- 「Recently Played(最近再生されたコンテンツ)」を選ぶと、直近に再生した曲の履歴を曲単位で一覧表示できます。
ヒント:Stats for Spotifyでは、30秒以上再生された曲のみが再生履歴に記録されます。また、「プライベートセッション」中に再生された曲は履歴には表示されません。
パート 2. スマホでSpotifyの再生履歴を見る
Spotifyのスマホアプリでも、最近再生した楽曲やプレイリストの再生履歴を簡単に確認することができます。ただし、パソコン版と比べて、再生キューからSpotifyの再生履歴を見ることができません。
2.1 ホーム画面からSpotifyの再生履歴を見る
- iPhone・AndroidでSpotifyアプリを開いてログインします。
- 画面下のメニューから「ホーム」をタップします。
- 少しスクロールすると、「最近」セクションが表示されます。
- ここには、直近で再生したプレイリスト、アルバム、ポッドキャストなどが表示されます。
- 各コンテンツをタップすれば、すぐに再生を再開することができます。
2.2 「Stats for Spotify」アプリからSpotifyの再生履歴を見る
スマホでもSpotifyの再生履歴をより詳細に確認したい場合は、「Stats for Spotify」アプリの活用がおすすめです。このツールは、Spotifyアカウントにログインするだけで、過去に聴いた曲やアーティストを期間ごとにランキング形式で表示してくれます。
- Appleストアから「Stats for Spotify」アプリをダウンロードしてインストールします。
- Stats for Spotifyアプリをを起動し、Spotifyでログインします。
- ログイン後、「ホーム」セクションに入ります。
- 「トップアーティスト」、「プレイリスト」「最近Spotifyで再生」などのタブが表示されます。
- 最近「最近Spotifyで再生」をタップし、最近再生された曲のランキングが表示されます。
パート 3. Spotifyの再生履歴が削除できないか?
Spotifyでは、「最近再生したコンテンツ」を簡単に確認できますが、中にはこの再生履歴を削除したいと考えるユーザーも少なくありません。しかし、2024年以降の仕様変更により、最近再生したコンテンツリストを手動で削除する公式の方法は廃止されました。 以前は、デスクトップ版Spotifyで特定のアルバムやアーティストを右クリックして「最近再生から削除」することが可能でしたが、現在ではこの「削除」ボタンも利用できなくなっています。
なぜSpotifyの再生履歴が削除できないか?
Spotify公式では、Spotifyはユーザーの視聴履歴をもとに、「おすすめ楽曲」や「Discover Weekly」などのレコメンド機能を構築しています。そのため、Spotifyの再生履歴はSpotifyのレコメンド精度を保つための重要なもので、原則としてユーザーが編集・削除することはできません。
再生履歴を残さずに聴く方法: 「プライベートセッション」機能
もしSpotifyでこの曲を履歴に残したくないという場合には、Spotifyの「プライベートセッション」機能を活用しましょう。
スマホアプリでの手順
- Spotifyアプリを開きます。
- ホーム画面のプロフィールアイコンから設定に入ります。
- 「プライバシー&ソーシャル」項目にある「プライベートセッション」をオンにします。
- プライベートセッション中に再生した曲は、履歴にもレコメンドにも反映されません。
パソコン版での手順
- Spotifyアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをクリック。
- 「プライベートセッション」を選択してオンにします。
ヒント:プライベートセッションは一定時間で自動的にオフになることがあります。使用中は「鍵アイコン」が表示されていることを確認しましょう。
パート 4. 再生履歴を残さずSpotifyの音楽を楽しむ最高な方法
Spotifyには「プライベートセッション」という機能があり、一時的に再生履歴を記録させない設定が可能です。ただし、このセッションは一定時間で自動的に終了してしまうため、常に履歴を残さず再生するには不便です。
こうした制限を回避したい場合に有効なのが、Spotifyの楽曲をダウンロードし、Spotifyアプリ以外のプレーヤーでオフライン再生する方法です。この方法であれば、Spotify側に一切の再生履歴が残らず、完全に個別の再生環境を構築することができます。
必要なツール:ViWizard Spotify Music 変換ソフト
ViWizard Spotify Music 変換ソフトは、Spotifyから楽曲・アルバム・プレイリストを高音質のままPCに保存できる音楽変換ツールです。Spotify FreeプランとPremiumプランの両方に対応しており、公式アプリを使用せずに再生するため、再生履歴に一切残さず音楽を楽しめるのが特徴です。このツールを使えば、Spotifyの曲をMP3などの一般的な音楽ファイル形式に変換することができ、スマホやMP3プレーヤーなど、あらゆるデバイスで自由に再生できます。また、楽曲のID3タグ(アーティスト名・アルバム名・ジャンル・カバー画像など)も自動的に保存されるため、音楽管理もスムーズです。変換速度も最大15倍と高速で、プレイリスト単位での一括ダウンロードにも対応しています。

- Spotifyの楽曲、プレイリスト、ポッドキャスト、オーディオブックを最大15倍速で超高速ダウンロード
- Spotifyの音楽をMP3、FLAC、WAV、AIFF、M4A、M4B形式にロセレス変換
- Spotifyの曲をあらゆるデバイスで制限なしにオフライン再生可能
- Windows&macOSに対応し、内蔵のSpotifyウェブプレーヤーとシームレスに連携
Step 1Spotifyアカウントでログイン
ViWizard Spotify Music 変換ソフトを起動すると、内蔵されたSpotifyのウェブプレーヤーが立ち上がります。ログインボタンをクリックし、Spotifyアカウントでログインしてください。Freeプラン・Premiumプランのどちらでも使用可能です。
Step 2出力設定を行う
画面右上のメニューアイコンをクリックして、「環境設定」を開きましょう。「変換設定」では、出力形式を自由に選ぶことができ、MP3、M4A、WAV、FLAC、M4Bなど、さまざまな形式に対応しています。また、ビットレートやサンプルレートといった音質の細かな設定も可能です。次に、「出力設定」では、変換後の音楽ファイルの保存先フォルダを指定できるほか、アーティストやアルバムごとに自動で分類することもできます。
Step 3ダウンロードしたい曲を選択
画面上部の検索バーから、保存したいSpotifyの曲・アルバム・プレイリストを検索します。該当ページを開いたら、下部に表示される「+」アイコンをクリックしてください。ソフトがリンクを自動で解析し、変換可能な楽曲一覧が表示されます。変換したい曲にチェックを入れ、「変換リスト」に追加しましょう。
Step 4再生履歴を残さずSpotifyの曲をダウンロード
すべての曲をリストに追加し終えたら、右下にある「変換」ボタンをクリックします。選択されたSpotify音源が、設定した形式・品質で一括ダウンロードされます。変換後のSpotify音楽ファイルは、MP3プレーヤーやスマートフォンなど、任意のデバイスで自由に再生履歴を残さず再生できます。
パート 5. Spotifyの履歴に関するよくある質問
Spotifyの再生履歴はどこにありますか?
Spotifyの再生履歴を削除できないのはなぜですか?
Spotifyで聴いた時間を確認する方法は?
Spotifyの検索履歴は何個まで表示されますか?
まとめ
以上から見ると、Spotifyでの再生履歴は完全に個人的でコントロールできるものではありません。便利な機能である一方、削除機能がない現状では履歴に残したくない曲を聴きたいときに困る場面もあります。そのような場合には、ViWizard Spotify Music 変換ソフトを活用して、オフラインで音楽を再生するのも一つの方法です。履歴に残らず、快適にお気に入りの曲を楽しめるため、プライバシー面でも安心です。この記事を参考に、自分に合った方法でSpotifyの再生履歴を活用・管理しながら、音楽ライフをより楽しく、安全に過ごしてみてください。
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