
日本では、本土のラインミュージックのほかに、世界中で圧倒的なユーザー数を誇るSpotifyも多くの人に利用されています。どちらも手軽に音楽を楽しめる便利なストリーミング音楽サービスとして定着しており、特に若年層を中心に人気を集めています。そのため、「Spotifyとラインミュージックのどっちがいいのか?」という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。実際には、この二つのサービスには料金プラン、音質、配信曲数、機能の違いなど、それぞれに特徴があります。
この記事では、Spotifyとラインミュージックを徹底比較し、自分に合った音楽ストリーミングサービスを選ぶためのポイントを詳しく紹介します。これから使い始めたい方も、乗り換えを考慮している方も、ぜひ参考にしてください。
パート 1. Spotifyとラインミュージックの料金プラン比較
音楽ストリーミングサービスを選ぶ際に、最も気にするのが「料金」や「プランの種類」ではないでしょうか。やはり、毎月使うサービスだからこそ、自分の予算やライフスタイルに合ったプランを選ぶことが大切です。そこでまず、Spotifyとラインミュージックの料金プランを比較し、それぞれのサービスがどんなニーズに対応しているかを整理してみました。無料プランから学生向け、ファミリー、2人用プランまで幅広く紹介しますので、ぜひご自身にぴったりのサービスを見つけてください。
| 料金プラン | Spotify | ラインミュージック |
|---|---|---|
| 個人プラン | 月額¥980年額 ¥9,800(月額¥816に相当) |
月額¥1,080(LINE STORE限定は¥980) 年額¥10,800(月額¥900に相当、LINE STORE限定は¥9600) |
| ファミリープラン(最大6人まで) | 月額¥1,580 | 月額¥1,680 年額¥16,800(月額¥1,400に相当) |
| 学生プラン | 月額¥480(1ヶ月間無料体験) | 月額¥580(LINE STORE限定は¥480) |
| デュオプラン(2人) | 月額¥1,280 | なし |
| 無料プラン | Spotify | ラインミュージック |
|---|---|---|
| 曲をフル再生 | ✅ | 各曲30秒まで |
| オフライン再生 | ❌ | ❌ |
| オンデマンド再生 | シャッフルのみ | 各曲30秒まで |
| 広告 | 広告あり | 広告なし |
| 再生可能な時間 | 制限なし | 月20時間まで(30秒試聴) |
料金プランから見ると、Spotifyの方がやや優位に立っています。ラインミュージックはLINE STOREでの購入を利用しない限り、Spotifyよりも高めです。また、Spotifyは料金プランの種類が豊富で、2人向けのデュオプランも用意されています。一方で、学生プランについてはLINE MUSICに分があります。Spotifyでは大学・短大・専門学校などの高等教育機関に在籍している学生に限られているのに対し、LINE MUSICは小学生以上のすべての学生が対象となります。
Spotifyとラインミュージックの無料プランを比較すると、Spotifyの無料プランはフル再生が可能で広告はあるものの、再生時間に制限がない点で優れています。一方、LINE MUSICの無料プランは各曲30秒の試聴のみで、実際の無料プランではないだと思います。
こうした点を総合的に比較すると、プランの多様性やコストパフォーマンスにおいては、Spotifyの方がやや柔軟で使いやすいサービスと言えるでしょう。
パート 2. Spotifyとラインミュージックの音質比較
音質は、音楽ストリーミングサービスを選ぶうえで外せない重要なポイントです。特にイヤホンと連携して音楽を楽しむ人にとって、ストリーミング音質の違いがそのまま満足度につながります。
| Spotify | ラインミュージック | |
|---|---|---|
| 無料プラン | 低音質:24 kbps 標準音質:96 kbps 高音質:160 kbps (パソコンアプリは160kbps、Web Playerは128kbps) |
低音質:64 kbps(省エネ) 中音質:192 kbps |
| 料金プラン | 低音質:24 kbps 標準音質:96 kbps 高音質:160 kbps 最高音質:320 kbps (Web Playerは256 kbps) |
低音質:64 kbps(省エネ) 中音質:192 kbps 高音質:320 kbps |
音質から見ると、Spotifyとラインミュージックは大きな差がありません。どちらも有料プランで最大320 kbpsの高音質に対応しております。ただし、無料プランでは音質にやや差があります。Spotifyでは最大160kbpsまでに制限されているのに対し、ラインミュージックは省データモードを使用しない限り、最大192kbpsの比較的高音質で再生することができます。
また、Spotifyでは「自動調整」機能があり、通信環境に応じて音質を変えてくれるため、外出先などでも安定した再生が可能です。一方、ラインミュージックも「データ通信量を節約するモード」があり、ユーザーのニーズに応じた設定ができます。
なお、両サービスとも、ストリーミング再生時だけでなく、モバイルデータ通信での音質や、楽曲をダウンロードする際の音質についても細かく設定できるようになっており、自分のスタイルに合わせて最適な音楽体験をカスタマイズすることができます。
パート 3. Spotifyとラインミュージックの配信曲数とコンテンツの違い
音楽配信サービスを選ぶ際、やはり気になるのは「聴ける曲がどれくらいあるか」ですよね。配信曲数の多さはもちろん、邦楽や洋楽、K-POP、アニメソングなど、自分の好みに合ったジャンルやアーティストがあるかも重要です。
| Spotify | ラインミュージック | |
|---|---|---|
| 曲数 | 1億以上の曲、650万以上のポッドキャスト、35万以上のオーディオブック | 1億曲以上、35万曲のMV(ミュージックビデオ) |
| ジャンル | 邦楽、洋楽、K-POP、アニメ、ジャズ、クラシック、ロック、ヒップホップ、EDMなど幅広く対応 | 邦楽、洋楽、K-POP、アニメ、ボカロ、アイドル、バンドなど、特に日本の若者向けジャンルが充実 |
Spotifyとラインミュージックのどちらも約1億曲以上という圧倒的な曲数を誇っており、曲数だけで大きな差はありません。ただし、配信対象国や主なユーザー層の違いにより、楽曲のジャンルにはそれぞれ特徴があります。Spotifyは音楽だけでなく、ポッドキャストやオーディオブックといった音声コンテンツが充実しております。LINE MUSICはポッドキャストこそ未対応ですが、35万曲以上のミュージックビデオ(MV)を視聴できるのが特徴です。
Spotifyは世界各国で利用されているグローバルサービスのため、洋楽や海外インディーズアーティストなどが豊富です。ポッドキャストやDJミックスなども幅広くカバーしており、音楽以外のオーディオコンテンツを楽しみたい方にも向いています。
一方ラインミュージックは、日本国内の若者ユーザー向けに展開されているサービスということもあり、J-POPやK-POP、アニメ関連の楽曲に強い傾向があります。特に最新の邦楽ランキングや話題のTikTokバズソングなどが早く反映されます。また、LINEアカウントと連携する必要があり、日本市場に特化したコンテンツも多く提供されています。
そのため、邦楽や若者向けの音楽を中心に楽しみたい学生にはLINE MUSICがおすすめです。一方で、国際的な音楽や多様なコンテンツを重視するユーザーにはSpotifyがより適しているでしょう。
パート 4. Spotifyとラインミュージックの機能比較
Spotifyとラインミュージックの機能も選択する時には重要な基準です。Spotifyとラインミュージックはどちらも人気のサービスですが、有料プランにはどのような違いや特徴があるのか気になる方も多いはずです。そこで本パートでは、SpotifyプレミアムとLINE MUSICプレミアムの有料プラン機能を比較します。これを読めば、自分に合った有料プラン選びの参考になるでしょう。
| Spotify | ラインミュージック | |
|---|---|---|
| オンデマンド再生 | ✔ | ✔ |
| お気に入り登録 | ✔ | ✔ |
| 歌詞表示 | ✔ | ✔ |
| カラオケ | ❌ | ✔ |
| SNSシェア(LINE含む) | ✔ | ✔(LINEに最適化) |
| プロフィールMV/BGM設定 | ❌ | ✔ |
| LINE着うたの設定 | ❌ | ✔ |
| オフライン再生 | ✔ | ✔ |
| リアルタイムで複数の友達と一緒に音楽を聴く | ✔ | ❌ |
音楽ストリーミングサービスの多くは、ユーザーのニーズに応えるために、オンデマンド再生・プレイリスト作成・オフライン再生など、基本的な機能をほぼあります。そのため、機能面だけを見れば大きな差は少ないように感じるかもしれません。しかし、それぞれのサービスには特徴的な機能も存在します。特にLINE MUSICは、LINEアプリとの連携に強みがあり、プロフィールのBGM設定やMVの表示、LINE着うたなど、LINEユーザーにとっては魅力的な機能が揃っています。
一方で、Spotify Premiumは、音質や再生機能に関してさらに細かいカスタマイズが可能です。たとえばクロスフェードやイコライザー、そして複数人で同時に音楽を楽しめる「Jam」機能なども利用できます。さらに、Spotifyは個々のユーザーに最適化されたレコメンド機能にも高く評価されて、音楽を深く楽しみたいユーザーに向いています。
パート 5. Spotifyとラインミュージックの対応デバイス比較
音楽配信サービスを選ぶ上で、使いたいデバイスに対応しているかどうかは非常に重要です。スマートフォンだけでなく、パソコンや車載システム、スマートスピーカーなど、どこでも音楽を楽しみたい人にとって、対応範囲の広さは大きな判断要点になります。以下に、Spotifyとラインミュージックの対応デバイスを比較してみます。
| Spotify | ラインミュージック | |
|---|---|---|
| モバイル | iOS(iPhone/iPad)、Android | iOS(iPhone/iPad)、Android |
| PC/Mac | Windows、Mac:アプリ&ブラウザ両対応 | Windows、Mac:ブラウザ対応のみ |
| スマートスピーカー | Amazon Echoシリーズ、Google Homeシリーズ、Sonosなど | LINE CLOVA のみ対応 |
| ゲーム機 | PlayStation(PS4/PS5)、Xboxなど | 非対応 |
| テレビ | Android TV、Fire TV、Apple TV、Samsung TVなど | 対応アプリなし(ミラーリングで対応可能) |
| ウェアラブルデバイス | Apple Watch、Wear OS(Google Pixel Watch など)対応 | Garmin |
| 車載システム | Apple CarPlay、Android Auto対応、Teslaにも対応 | Apple CarPlay、Android Auto対応 |
総合的に見ると、Spotifyは多くのデバイスに対応しており、場所や時間を問わず音楽を楽しめる環境が整っています。スマートスピーカーやゲーム機、スマートウォッチまで幅広くカバーしている点は、音楽を日常のあらゆるシーンで楽しみたい人にとって大きな魅力です。この点において、Spotifyはラインミュージックを大きく上回っていると言えるでしょう。
パート 6. Spotifyとラインミュージックの使いやすさ比較
音楽アプリを選ぶ際、音質や料金などだけでなく、「使いやすさ」も重要なポイントです。ここでは、Spotifyとラインミュージックのインターフェースのデザインや操作性に注目して比較してみましょう。

Spotifyの画面は黒を基調とした落ち着いたデザインになっています。アルバムやプレイリストのアートワークが映えるため、視覚的に心地よく、長時間使っても疲れにくいのが特徴です。
また、ホーム画面から自分に合ったプレイリストや新着情報、過去の再生履歴などがまとめて表示されるため、わざわざ探す手間が少ないのが魅力です。検索機能やレコメンド機能も非常に洗練されており、使い始めたばかりでも迷わず使えます。

ラインミュージックは、ラインミュージックは白をベースにした明るいデザインで、LINEユーザーにとっては馴染みやすく、直感的に操作できる印象を受けます。特に若年層には親しみやすいスタイルといえるでしょう。
「ランキング」や「検索」などのジャンル分けが明確で、気になる音楽を効率よく探せるのが特徴です。ただし、Spotifyと比べるとレコメンドの柔軟性や精度ではやや劣る印象があります。また、LINE MUSICはその名の通り、LINEとの連携が前提となっているサービスです。アカウント作成やログインにLINEアプリが必要なため、海外のユーザーやLINEを普段使っていない人にとっては、使いにくさを感じることもあるでしょう。
パート 7. Spotifyとラインミュージックの使用に関する裏技
Spotifyとラインミュージックの曲を保存する
Wi-Fiがあるときはストリーミング再生が便利ですが、通勤・通学中や旅行先など、ネット環境が不安定な場合では事前に音楽をダウンロードするのは多いです。そこで注目されるのがオフライン再生機能です。しかし、Spotifyとラインミュージックの両方とも、無料プランではこの機能を利用することができません。また、プレミアム会員になるとダウンロードが可能になりますが、DRM保護されており、契約中のアプリ内でしか再生できず、他のデバイスにコピーしたり、契約終了後に再生したりすることはできません。
こうした制約を感じている方におすすめしたいのが、ViWizard ストリーミング音声変換ソフトというツールです。このソフトを使えば、Spotifyやラインミュージックで再生される音楽をパソコン上でダウンロードし、MP3などの一般的なフォーマットで保存することが可能になります。これにより、スマホやUSBメモリに入れて、他の端末でも自由に再生できるようになります。
- SpotifyとLINE MUSICなど9つの人気音楽サービスから楽曲をMP3、AIFF、WAVなど多様な形式に高速変換
- 曲名、アーティスト、アートワークなどのID3タグを完全保持
- プレイリスト全体を数分で一括変換できる高速バッチ処理に対応
- 広告やストリーミング制限を解除し、快適な再生を実現
- ViWizardでは右上にあるメニューアイコンから「環境設定」を開き、出力形式や音質、保存先フォルダなどを設定します。
- ホームページにある音楽サービスのアイコンから「Spotify」または「LINE MUSIC」を選び、ログインします。
- 保存したい曲、アルバム、またはプレイリストを探して再生してください。右下にある「+」アイコンをタップして変換リストに追加できます。
- 右下の「変換」ボタンをクリックします。選んだ曲が高速かつ高音質で変換され、ローカルフォルダに保存されます。

Spotifyとラインミュージック間で曲を移行する
SpotifyとLINE MUSICの両方を使っていると、せっかく作成したプレイリストを別のサービスでも再生したいと思うことがあります。しかし、現時点では、Soundiizなどのプレイリスト転送サービスはLINE MUSICに対応しておらず、直接移行することはできません。
そんなときは、ViWizard経由で音楽ファイルとして保存し、各サービスのローカル再生機能を活用するのが一つの方法です。例えば、LINE MUSICではスマホに転送した音楽ファイルを自動で認識し、プレイリストに追加できます。Spotifyの場合も、パソコン版アプリの「設定」→「ローカルファイル」から保存先フォルダを指定すれば、ライブラリに読み込むことが可能です。
このように少し工夫することで、異なる音楽サービス間でもお気に入りの曲を引き続き楽しむことができます。
PCやスマホでローカルファイルをSpotifyにインポートする方法を紹介します。自分の音楽コレクションをSpotifyで楽しむ簡単な手順をご説明します。
まとめ. Spotifyとラインミュージックのどっちがおすすめ?選び方のポイント
以上の側面からSpotifyとラインミュージックを比較しました。では、いったいSpotifyとラインミュージックのどっちがおすすめ?ここではまとめてみます。
- Spotifyがおすすめな人
- 多彩なジャンルやポッドキャストも楽しみたい方
- 高性能なレコメンド機能で新しい音楽を発見したい方
- 幅広い対応デバイスでいつでもどこでも音楽を楽しみたい方
- 無料で音楽を再生したい方
- ラインミュージックがおすすめな人
- J-POPや邦楽を中心に聴きたい方
- 普段からLINEを使っていて、アプリ連携やプロフィールBGMなどを活用したい方
- 小学生以上でお得な学生プランを利用したい方
どちらのサービスも有料プランで高音質の音楽を楽しめ、オフライン再生も対応しています。さらに、ViWizardストリーミング音声録音ソフトのような変換ソフトを利用すれば、より自由に音楽を保存・管理することも可能です。ぜひ自分のライフスタイルや音楽の楽しみ方に合ったサービスを選び、快適な音楽ライフを送りましょう。

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